ブォォーッ(法螺貝)
多肉植物に手を出したと思ったら!! いや多肉植物は他に好みの子を見付けたらじんわり増える感じだとは思います。今のところあまりないので止まってます。ネットで買うと好みから外れる形のものが着てしまう可能性もあるので店舗で見て好きな感じのがあればお持ち帰るってスタンスでいきます。
それで塊根植物ですか。というか塊根植物は多肉植物の一部のことを言うようですが。
いや塊根は考えてなかったんですよ。見て見ぬ振りしてました。だってお高いじゃないですか。あとなんか店舗とかYouTubeとかでよく見るやつはそんなにビジュアルが好みじゃなかったんですよね。
経緯
でもわたしぃ亀飼ってるじゃないですか〜。
そりゃもう亀甲竜だけは気になってましたよね!!!! 甲羅かっけ!!!!
でも〜お高いじゃないですか〜。
なので諦めていたのです。いや塊根の中では全然流通しているしお求めやすいお値段もある部類ですが。
今まで紹介したうちにある植物見ていただくと分かるのですが1株1000円以下のものばかりです。なんなら500円以下ばかり。いや1000円以上のものも買ったことはありますが生き残ってません。すみません。それもあってお安いのばかりで揃えちゃってるんですよね。
なので、まぁ暫くスルーしてたのですが最近多肉植物に手を出したからかAmazonさんからのおすすめ表示で出ちゃったんですよね。
亀甲竜 380円って。
は? 安。何?? って思ってページ見ちゃうじゃないですか。
種子でした。
あー種子か〜……。
その手が!!!!(ポチ)
というわけで初めての実生に挑戦です。そもそも塊根植物自体が初めてなのに無謀。まぁ良いでしょ。やったれ、私が許す。
亀甲竜
亀甲竜は和名で品種名はDioskorea elephantipes(ディオスコレア エレファンティペス)と言うっぽいです。ラテン語でelephantotis(象)+pes(脚)で象の脚ってことみたいです。確かに形とひび割れ具合によってはそっちにも見えますね。Dioskoreaは属名。
なんといっても塊根部分ですね。亀の甲羅っぽさや良し。できれば黒っぽいのが欲しいですがまぁレアっぽいし品種なのか変異なのか条件謎なのでスルーで。
私が今回購入したのはこれです。
これをAmazonで見ちゃって光の速さでポチりましたが他にももうちょっとお安く手に入ることも後から知りました。まぁこのくらいなら範囲内です。
5粒ですが発芽率は悪くないっぽいし大丈夫じゃろ(楽観)
パキコルムス ディスカラー
すみません、種子もありなのかと知ったら他のも気になってしまい。探してみたら好みの感じ見付けてしまったのでこの子も。(多肉もそうだけど好みの子少なくて良かったとガチで思った。今後わからんけど!!)
品種名はPachycormus discolor(パキコルムス ディスカラー)で和名は象の木です。
なんか盆栽な感じが良いですね。あと幹が灰色っぽいのも好きな感じ。
此方はseed stockさんで買いました。他の種類も色々置いてあって評判もいい販売店ですね。亀甲竜も此方がお安かったです。
[種子] パキコルムス ディスカラー Pachycormus discolor / seed stock
10粒購入。発芽率良いようです。
18粒くらい着た。わかんない、空なのか破片なのかわからん。全部撒く。
種蒔き
どちらも冬型で種を蒔くには9月はちょうど良さげだったので即ポチしたというのもあります。(でも象の木は春秋型とする記載もあった。謎)
で、色々種蒔きのやり方検索した上で自分の中で良さげと思った方法でやってみます。
発根まで
前にハートカズラでやった方法をちょっと変えてやります。
- キッチンペーパー
- メネデール
- 水
- ジップロック
- メネデール水を作ります。メネデール100倍希釈で。
- 容器にキッチンペーパー1枚を広げその上に別の4つ折りにしたキッチンペーパーを置きます。
- キッチンペーパーに種子を置きます。(上:亀甲竜、下:象の木)
- 広げていたキッチンペーパーを上から被せます。
- ジップロックに入れてメネデール水を霧吹きで吹き掛けて全体を濡らします。
- ジップロックは一部ちょっとだけ開けた状態で閉じます。
- 乾かないようにちょくちょく様子を見て霧吹きで水を掛けます。
亀甲竜も象の木も日に当てない方が良い気がしたので(どちらの意見もある)私はとりあえず半日蔭なところに置きました。
この方法で亀甲竜は10日で3つ、象の木は1日で9つ、根が出ました。象の木早ッ
発根後
根が出たので土というかベラボンプレミアムに植え付けます。
また今回使う容器はセリアさんとダイソーさんで入手しました。110円(税込)でいい感じのものがありました。
ザル付きバットです。いやこれ最高じゃないですか?? 使ってる人見ないので良くないのかしら。セリアのは大きめで側面底面に網目、ダイソーは小さめで底面だけに網目なやつです。
盆栽でザル栽培っていうのは見付けました。理屈はスリット鉢に近いと思います。豪快に金属のザルに盆栽植わってる姿はなかなか面白いです。
そんなわけで今回はザル付きバット使います。これなら発芽後の腰水管理も簡単にできそうだったので採用しました。
亀甲竜はダイソーの小さいやつ、象の木にはセリアの大きめのやつ使いました。
- ベラボンプレミアム
- 容器
- メネデール水
- ラップ
- 容器にベラボンプレミアムを敷きます。
- 種を植えます。根っこ部分を埋める感じで。
- 霧吹きでメネデール水を掛けてラップします。
- 日当たりのいいレースカーテン越しに置きます。
- 乾かないように時々霧吹きします。
発芽後
とりあえずこのまま水を切らさない管理で様子見。と思ったら播種2日目で象の木の方は双葉出ました。いやホント早ッ
亀甲竜はまだ発芽なし。
象の木は4日目で芽が長くなったのでラップ外して腰水にします。
あくまで私が勝手にやってみた方法なんで1つの例くらいで見ていただければ。そもそもベラボンに植え付けてる時点で特殊だと思うし。
一応公式のInstagram見る限り種蒔きも可能そうだったので。此方は野菜だしあく抜きベラボンSだけど。
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とりあえず発芽はしてるので良しとします。どちらも発芽率はいい子たちでここからが難しいっぽいのでどうなるかドキドキですね。失敗しても成功しても今後報告したいと思います。
というか今回蒔いた子どちらも象って言われてるじゃん。象好きだったの私。
好きかも……。
因みにLEDとか温室とか使う予定はありません。簡易にお安くやります。物を増やしたくないというのも大きいです。(なのに植物は増やす)
うちの環境に合わない子は諦めるという方針でやっています。(他の植物も全てベラボンプレミアム+Root pouchを強行しているくらいです)
そんな感じです。
私以外の全人類もうっかりハマった沼でキャッキャできるよう祈っています。
続きこれ。